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世界最薄のトゥールビヨンを作るにはいくつかの手順が必要です

長年にわたり、伯爵とブルガリ(そしてのちのリチャード)は、手働、自働、計時、三問など、「世界最薄の時計」を全方位で競い合ってきました。まさに「全面戦争」です。2024年、伯爵はブランド誕生150週年をオマージュして、トゥールビヨン部門で新たな勝利を獲得し、「世界最薄トゥールビヨン」の称号を獲得しました。これはアルティプラノ極薄シリーズUltimate Conceptトゥールビヨンの150周年記念モデルで、厚さ2 mm、公価600,000フラン(約477万円)です。今回の動画では、「世界最薄トゥールビヨン」がどのようにして作られたのかを見ていきます。


Play Videoです

以下は画像版です。


ステップ1:独立ムーブメントの廃止です


アールジェのウルトラスリムトゥールビヨンは、アールジェが2018年に誕生させたウルトラスリム時計に、トゥールビヨンを装着することから発展しました。


(左:アルティプラノ究極スリムシリーズUltimate Conceptトゥールビヨン150周年記念モデルです

日:ブルガリOcto Finissimo Ultra COSC腕時計です

右:リシャルミルRM up-01腕時計です

アルティプラノのアルティメット・コンセプト、ブルガリの「オクトフィニッシモウルトラ・コースター」、リシャルミルの「RM UP−01」など、世界でもトップ3に入る最高級の薄型時計は、独自のムーブメントをなくし、時計の底蓋をピケットにしています。すべてのムーブメントの部品を、時計の底蓋に直接取り付けました。