« 上一篇下一篇 »

オールセラミックのダイバーズウオッチは50ファムではなく、3万円という価格帯のものが目立ちます

最近注目度の高い新作といえば、宝珀フィフソファシリーズの全暦ムーンフェイズです。外観はブラックで、特にセラミックベルトが作品の一体性を高めています(従来はセラミック製のダイバーズバンドのみ)。ダイバーズウオッチにセラミックケースやストラップが使われるのは、もはや珍しいことではありません。2021年には同じくスウォッチ傘下のレプリカ時計レーダー時計が、「ハイテクセラミック」を船長cookeシリーズに先駆けて導入します。

レーダーウオッチが近年注力しているスポーツシリーズであるキャプテンクックは、1962年に発表されたイギリスの航海士ジェームズ・クック(James Cook)へのオマージュから2017年に誕生しました。エッセンスを受け継ぐと同時に、細部や素材を現代の審美眼に合わせて最適化しました。これまでのクックシリーズは、単に歴史的な作品を再現するだけでなく、素材や技術の革新に基づいて、強力な生命力を引き出しています。