定義から言えば、スウォッチ、歴峰、ケウン、LVMHグループに属している以外の時計ブランドは、独立したブランドとして市場で生き残っています。その中には、パテックフィリップやロレックス、ヘンリームーシーなど、誰もが知っているビッグブランドも含まれています。大きなグループに属しているブランドとは違い、「大樹を背に涼む」ことはできますが、デザインや創意工夫には限界があります。多くの独立ブランドは、より良い素材、より優れたムーブメント、よりユニークなアイデアで腕時計を作っていますから、当然ながら価格も生産量も安くなります。しかし、他にもニッチな独立時計ブランドはたくさんあり、近年ではローラン・フェリエやF.P.ジュール、MB&Fなど、時計メーカーとしての人気も高まっています。また、ニッチな独立時計ブランドが急に有名になっても、入手が難しくなるだけですから、いいものを買い足しておくといいでしょう。